イベントの余剰金は日米中関係の構築・発展に貢献した人材の支援・育成を含むヴォーゲル教授の貢献と功績の発展的継承に資する活動に活用させて頂く予定です。
■エズラ・F・ヴォーゲル・ハーバード大学名誉教授追悼レセプション開催報告■
日時:2022年8月4日(木)18:30~20:30
場所:帝国ホテル「富士の間」(東京)
当日は、献花や黙とう、開会のあいさつとメッセージ、献杯ののち、NHKと国際交流基金が本レセプションのために制作した動画*の上映や、国内外からの参列者による追悼スピーチ、海外からのビデオ・メッセージの上映、ご家族からのあいさつ、追悼文集の配布などが執り行われました。
スピーチやメッセージをはじめ、会場にお越しの方々との交流を通じて、ヴォーゲル教授のご冥福をあらためてお祈りするとともに、大きな人の輪を作ってこられた歩みや、これまで語って来られたこと、著作として残されたことを偲ぶことができました。本イベントが、日米中をはじめとした世界の平和と繁栄の構想につながっていくことを期待します。
*『A Bridge Builder~エズラ・ヴォーゲルの生涯~』のURL:
https://www.youtube.com/watch?v=79__fXe3kB0
■エズラ・F・ヴォーゲル・ハーバード大名誉教授追悼イベント開催報告■
日時:2022年2月8日(火)15:00~18:00
場所:帝国ホテル(東京)『孔雀の間』
最初に、主催者を代表して国際交流基金の梅本和義 理事長が挨拶を行い、基金が創設50周年であり、その長きにわたってヴォーゲル先生が日米関係構築に貢献されてきたことを紹介し、そしてドキュメンタリービデオ「Bridge Builder エズラ・F・ヴォーゲルの生涯」を作成中であるとの報告がありました。
セッション1では『ヴォーゲル先生と日米中知的交流』と題して、ヴォーゲル先生と親交があった方々が、ヴォーゲル先生の人となりや研究への取り組み姿勢をご紹介されました。
セッション2は『今後の日米中関係を占う~政治・外交・安全保障の観点から』と題して、ヴォーゲル先生が生涯をかけて取り組まれた日米中関係の構築について、その将来見込みを米国・中国研究の第一人者の方々よりご意見をいただきました。特に中国に関しては、2025~2027年に向かってどのような国家運営を行うかについて厳しい見方もありました。
セッション3は『今後の日米中関係を占う~経済・ビジネスの観点から』と題して、日米中の経済実態に知見のある有識者の方々より、米中の貿易実態や中国の経済成長の見込み等について意見をいただきました。また今後日本が米中関係においてはたすべき役割と課題も示されました。
最後に林芳正 実行委員長より、各人がヴォーゲル先生にご指導いただいたことを意識して活躍していくことを期待しますと挨拶がありました。 開会挨拶
確定次第お知らせします。
■サイドイベント開催報告■
サイドイベントとして、「エズラ・ヴォーゲルと日米関係(安全保障)」を1月17日(月)に開催いたしました。当日はモデレータである秋山 昌廣氏(元防衛事務次官、安全保障外交政策研究会代表)およびパネリストの4名のご専門家の方に加え、約70名の方に対面・オンラインでご参加いただき、ヴォーゲル教授の日米関係への貢献や、日米中の外交・交流に関して、熱のこもった議論が行われました。
場所:国際文化会館
モデレータ:
秋山 昌廣(元防衛事務次官、安全保障外交政策研究会代表)
パネリスト:
川島 裕(元外務事務次官、元侍従長)
田中 均(元外務審議官、日本総合研究所国際戦略研究所理事長)
国分 良成(前防衛大学校長、慶應義塾大学名誉教授)
尾上 定正(元空将、 前ハーバード大学アジアセンター・シニアフェロー)
主催:安全保障外交政策研究会、エズラ・ヴォーゲル ・ハーバード大名誉教授 追悼イベント実行委員会
協賛:鹿島平和研究、国際文化会館
お問い合わせ先
info@ezra-vogel.jp